犬の行動を知り、犬との暮らしを考える

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  • 雑記帳

中学生と考えた「いぬのきもち」

4月に、「犬の感情」をテーマに探究している中学3年生とお話しする機会がありました。犬研のサイトを見て頂き問い合わせを頂きました。中学校の3年間を通して一つのテーマを探究するカリキュラムの一環として、その分野に詳しい人と、これまでの研究内容について意見を交わすというものでした。当日は、

  • 雑記帳

犬研、緩やかに再始動します

長いあいだ更新が止まっていた犬研を、少しずつ再開していこうと思います。更新できずにいた理由の一つに、DBCA 犬の行動心理カウンセリング協会のカリキュラムがあります。2018年に学び始め、2022年からは最後のコースとなる「応用動物行動学」に取り組んでいました。課題では、一つのテーマ

  • 犬の行動・心理学

問題行動が見られたら、まず生活環境を見直す

犬に何か問題になる行動が見られたとき、環境を見直すことで、犬の行動が改善することは良くあります。問題の原因となるものを探して、環境を変えることで、問題が起きなく、あるいは起きにくくしていきます。家の中で犬がよく吠えるようになった例では、透けている窓の外を通行する人の影が気になって、吠えるよ

  • 雑記帳

犬を「しつける」とは

犬が外出先でわんわん吠えたり、落ち着かない様子から、「犬のしつけをしましょう」と言われることがあると思います。「犬のしつけをしましょう」と言われると、厳しく訓練したり、強制することで、人間が意図する行動を犬にとらせるようなことを考えてしまうかもしれません。そうした「しつけ」という言葉のイメ

  • 犬の行動・心理学

犬を待つということ

散歩中に犬が匂いかぎをしているとき、どれくらい待つことができますか。自転車や車が近づいて邪魔なときは、犬に避けてもらいますが、周囲が安全なときには犬が満足して立ち去るまで待つことで、犬の満足度は上がり、匂いかぎがじゅうぶんできることで落ち着くことができます。ハーネスや首輪を付けるときはどう

  • 犬の行動・心理学

犬の気持ちを尊重する

踏切が苦手、他の犬が苦手、掃除機が苦手など、犬には色々な苦手があると思います。苦手なものがあると何とかしたいと思ってしまいます。トレーニングによって恐怖反応は下がると思いますが、嫌なものは嫌です。またこうした苦手なものをトレーニングする場合、刺激を少なくしても、苦手なものを見たり聞いたりし

  • 犬の行動・心理学

犬と挨拶するときに考えたいこと

犬には人間とは違うマナーがあります。目を合わせること、正面に向き合うこと、覆いかぶさること、頭をなでることは、犬には失礼な挨拶になります。ではどんな方法なら心良い挨拶になるのか、以下で詳しく見ていきましょう。犬の目をじっと見ない目をじっと見るという行動は敵意を表します。目が合って

  • 犬の行動・心理学

犬のトレーニングは褒めるだけでいいの?

「褒める」ことが出来ているかチェックする先日、犬のトレーニングは褒めるだけでいいのか? という話を耳にしました。褒めるだけではうまく出来ていないと感じているのでしょうか。疑問に感じたときは「褒める」ということが正しく出来ているのか確認してみましょう。褒めているつもりでも、褒めていることにな

  • 犬の行動・心理学

人と犬との信頼関係が大切

例えば人間の場合、病院の待合室で子供が1人で待っているのはとても不安です。でもお母さんや家族の人が一緒だと安心できることは、よく理解できると思います。大人であっても、重大な病気になってしまったときや、事業がうまく行かないときなど、先の見えない不安を抱えたときに、夫や妻、親友が側にいてくれることは心

  • 犬の行動・心理学

ポジティブトレーニングは、犬を傷つけない

どうしてポジティブトレーニングなの? もしあなたが、望ましくない犬の行動に対して、罰を与えることで直そうとしているならば、その罰自体がエスカレートしていくことを心配する必要があります。 口で言っても効果がなければ手が出てくる、それでも効果がなければさらに強い刺激を与えてしまいかねま

  • アニマルウェルフェア

まず最初にアニマルウェルフェアを考えよう

アニマルウェルフェアとは アニマルウェルフェア(Animal Welfare)という言葉をご存知でしょうか。日本語では動物福祉と訳されることが多いですが、微妙に違うという意見もあります。ウェルフェアは「意識」重視しているのに対し、福祉は「命」を重視していると言われます。ここでは「意識」にフ

  • 犬の行動・心理学

犬と挨拶するときに考えたいこと

犬には人間とは違うマナーがあります。目を合わせること、正面に向き合うこと、覆いかぶさること、頭をなでることは、犬には失礼な挨拶になります。ではどんな方法なら心良い挨拶になるのか、以下で詳しく見ていきましょう。犬の目をじっと見ない目をじっと見るという行動は敵意を表します。目が合って

  • 犬の行動・心理学

分化強化とは 犬の行動の背景を考え、別の行動を育てる

犬が何度も吠える、人に飛びつく、物を噛む。犬と人が一緒に暮らしていると、人にとって困る行動が起こることがあります。このような行動は、一般に「問題行動」と呼ばれることがあります。しかし、行動そのものに、もともと良い・悪いがあるわけではありません。犬が吠えることは、犬にとって自然なコミュ

  • 犬の行動・心理学

苦手なものに慣れされる

例えば踏切の前で、ワンワン吠えたり、すくんでしまって動けなくなったり、大きな音や振動など怖さから苦手になることはよくあります。拮抗条件付けと系統的脱感作こうした苦手なものを克服するために、犬のトレーニングの手法でよく使われるのが、拮抗条件付けと系統的脱感作です。拮抗条件付けは、例え

  • 犬の行動・心理学

犬が高い位置に排尿するわけ

拡散性が高くなる排尿は犬にとって、排泄とマーキングの2つの目的があります。マーキングが目的の場合では、片足を上げ、木や電柱、壁など、地面に対して垂直の面に排尿する傾向にあります。なぜなら排泄された尿は、重力で下に流れていくからです。高いところに排尿すると低いところに比べ、より広い面積で広が

  • 犬の行動・心理学

「グッボーイ」や「いいこ」の意味が分かってる?

前回「グッボーイ」や「いいこ」などの褒めるときに使う言葉を、みんなで同じにしましょう。という話をしました。今日はその「グッボーイ」や「いいこ」といった単語が、褒め言葉として犬が分かっているか。というお話です。「グッボーイ」や「いいこ」という単語に対して、とくに何も教えていないと犬には伝わり